阪神・福留、逆方向へ7号2ラン「まだ力ありますね」 20歳差・望月を強力援護

[ 2019年8月23日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神8―0DeNA ( 2019年8月22日    京セラD )

3回無死一塁、左越えに2点本塁打を放つ福留(撮影・成瀬 徹)
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 懸命に腕を振る22歳への42歳からのプレゼントだった。3回無死から近本、木浪の連打で先制。新人コンビの勢いに乗り、福留が打席に入った。平良の外角低めの直球をとらえた打球は反対方向へグングン伸びてそのまま左翼席へスタンドイン。価値ある7号2ランで望月を楽にさせた。

 「フェンスまでは届くかなという感じだったけど。まだ、力ありますね。(新人に)まだ負けないですね」

 お立ち台では冗談めかした自画自賛で笑いを取ったが、まさに言葉通り。残り3本となった5年連続の2桁本塁打も、はっきりと視野に入った。

 糸井が左足首を痛めて離脱中で、鳥谷もベンチスタートが続く。この日のスタメンには自身以外は40代はおろか、30代の選手もいなかった。中日時代に優勝を経験し、大リーグにも挑戦。勝負どころを知り尽くし、結果で、姿勢で、若虎を引っ張るベテランに矢野監督も「孝介は1番野球を知っている。俺らも経験したことがないようなことを経験している。本当に任せられる選手」と脱帽だ。

 「そこまで大きなことを考えているわけじゃないけど、若い選手が多い中、勢いだけじゃね。ゲームの中での駆け引きとか。年を取っている分、それができればいい強弱にはなると思うしね」

 20日のカード初戦の5回にも満塁走者一掃の二塁打。お立ち台で好調の秘けつを聞かれ「わかんないです」と笑わせた後「そういう時が1番いいんじゃないですか」とニヤリ。「3つ取れたのは大きい。少しでもチームの役に立てる打撃ができれば。(次のホームラン?)考えておきます」と、とぼける姿も頼もしかった。
(山添 晴治)

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