DeNAドラ1上茶谷 2日初先発、令和初の新人王へ「逃げずに勝負」

[ 2019年4月2日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA―ヤクルト ( 2019年4月2日    神宮 )

明るい表情でキャッチボールするDeNA上茶谷(撮影・木村 揚輔)
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 横須賀市内の2軍施設にあるブルペンに、小気味いい音が響いた。DeNA・上茶谷がスライダー、チェンジアップを交えて24球の投球練習で、プロ初登板初先発への最終調整を完了した。

 「ヤクルトは強力打線ですが、逃げずに勝負できたら。大学の時に一番投げてきた場所がプロとしての初めてのマウンド。不安もないし、自分の球を投げられればいい」

 12球団新人の中で一番乗りでの先発デビュー。その舞台は、東洋大時代に慣れ親しんだ神宮だ。しかも相手先発は3学年上で、上茶谷が1年時に主将を務めていた原に決まった。「雲の上の存在。凄い、ただそれだけの人です」というほど大きな存在。原がプロ入り後も、テレビやインターネットで投げる姿をいつも見ていた。「まさか投げ合える時が来るとは思っていなかったし、それが初登板でとは。凄く楽しみ」と気持ちは高まった。

 いきなりカード初戦の大役となるが、三浦投手コーチは「オープン戦を見る限り、十分プロでやっていけるものを示してくれたからこそ明日投げる。思い切っていってほしい」と信頼を込めて送り出す。11年加賀美以来となるデビュー戦での白星へ、期待は高まるばかりだ。

 練習後に新元号が「令和」に決まったことを伝え聞いた上茶谷は「良いんじゃないでしょうか」と笑った。目標は新人王。「令和」初の称号へ、まずは思い出詰まった神宮の地から最高のスタートを切る。

 ◆上茶谷 大河(かみちゃたに・たいが)1996年(平8)8月31日生まれ、京都市出身の22歳。小学1年で野球を始める。京都学園では2年春からエースも甲子園出場なし。東洋大1年秋に2部でリーグ戦デビュー。4年春に1部でリーグ新の1試合20奪三振をマークし、3連覇に導いてMVP。18年ドラフト1位でDeNAに入団した。1メートル81、83キロ。右投げ右打ち。

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