広島 中日3連戦は鬼門脱却ローテ、好相性ジョンソン先陣

[ 2019年4月2日 05:30 ]

セ・リーグ   広島―中日 ( 2019年4月2日    ナゴヤD )

キャッチボールする広島・ジョンソン
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 広島は2日からの中日3連戦に向けて名古屋に入った。ナゴヤドームは、昨季3勝9敗と大きく負け越した鬼門。昨季、中日戦を苦にしなかったクリス・ジョンソン投手(34)を先陣に、平成元年生まれの野村祐輔投手(29)、4月を得意とする岡田明丈投手(25)と“鬼門脱却ローテ”を組んで、与田新監督率いる中日に挑む。

 王者に、鬼門はふさわしくない。開幕カードを6年ぶりに負け越した広島の週明けは、今季初の遠征から始まる。乗り込んだのは、名古屋。昨季はナゴヤドームで3勝9敗、17年も5勝6敗2分けと2年連続で負け越した。中日は、昨季のセ・リーグで唯一負け越しただけに、苦手意識を振り払うことは、リーグ4連覇への重要なカギにもなる。

 図らずも“鬼門脱却ローテ”が形成された。当初開幕2戦目の30日巨人戦に先発予定だったジョンソンは、コンディション不良で2日に回った。

 昨季の中日戦は、5試合で3勝0敗、防御率2・38と好相性。さらに、昨季のナゴヤドームでの3勝中2試合で先発していたのがジョンソンと、先陣にはこれ以上なくふさわしい。「自分にとってシーズン初戦なので、勝てるようにがんばります」と短い言葉に決意を込め、佐々岡投手コーチは「初戦を取ることが大切になる」と期待した。

 3戦目に先発見込みの岡田も、ジョンソンの登板日変更によるローテ再編で、3月31日巨人戦登板から中日戦に変更された。その右腕にも吉兆データがある。昨季の4月登板は、4試合で3勝0敗、17年は5試合で3勝1敗と“開幕ダッシュ男”と言ってもいい。「新しい年なので、そういう(中日に苦手な)イメージは持たずにいい投球をできるようにしたい」と、鬼門克服に意欲を見せた。

 3日に先発予定の野村は、ブルペン入りして感覚を研ぎ澄ませた。「元年ってなんかよかったんですよね…」と言う平成元年生まれ。「監督も変わって、昨年と違った野球をしてくると思う。(京田や大島ら)足の速い左打者が多い。そこを抑えれば、機動力も使えなくなる」と、与田新監督との初顔合わせを思い描いた。

 新元号は、令和。「人々が心を寄せ合う中で、文化が生まれ育つ」という意味を知った野村は、「心を寄せ合うってカープみたいですね」と言った。鬼門では、普段にも増して“令和的”な赤ヘル一丸も忘れてはいけない。 (河合 洋介)

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