巨人・長嶋終身名誉監督 東京Dで「わくわく」観戦 「打線も1、2、3で先制してから、爆発したね」

[ 2019年4月2日 21:01 ]

セ・リーグ   巨人9-3阪神 ( 2019年4月2日    東京D )

<巨・神>東京ドームのバルコニー席からファンに手をふる長嶋茂雄終身名誉監督(撮影・大森 寛明)
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 巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(83)が2日、巨人対阪神戦を観戦するため、東京ドームを訪れた。試合開始直前に行われた本拠地開幕セレモニーの途中でバルコニー席から手を振ると、詰めかけた観客からも大歓声と拍手が注がれた。手を振った長嶋氏に、原監督や選手も手を振って応える場面もあった。

 公の場に姿を見せたのは昨年6月8日の巨人対西武戦(東京ドーム)を観戦して以来。長嶋氏は昨年7月に胆石の治療のために入院し、同年12月には退院してリハビリに励んでいる。

 試合は、広島から移籍の丸が、初回に先制の適時二塁打を放ち、5回には待望の1号が飛び出すなど伝統に一戦、本拠地開幕戦に9―3と快勝。長嶋氏も「東京ドームに来たのは久しぶりだな。やっぱり球場はいいね。わくわくするよ。みんな喜んでくれて、手を振ってくれてね。打線も吉川君、坂本君、丸君が、1、2、3で先制してから、爆発したね。岡本君ももう少しかなと思ったけど、よく打った。また、ドームに来て応援したいと思います」とコメントを発表した。

 山口寿一オーナーは3月31日に長嶋元監督から球場に行きたいとの電話を受けたと明かし「(退院後)初めての本格的な外出。医者の許可をもらって万全の準備をしてきた。顔の表情も以前と変わらず、顔色も良かった」と話した。当初は、渡辺主筆にあいさつして帰る予定だったが、球場に来て試合も観戦したくなったという。

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