【南福岡】八女の“茶ブマリン”今村が好投 4年連続の初戦突破「いつも通り行けました」

[ 2018年7月8日 19:24 ]

第100回全国高校野球選手権記念 南福岡大会1回戦   八女5―1福岡農 ( 2018年7月8日    久留米市 )

下手投げで7回1失点と粘投した八女のエース今村隆聖
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 八女の“茶ブマリン”が、農業高校を翻弄(ほんろう)した。2年生エース右腕の今村隆聖(りゅうせい)は、7回1失点と粘投。4年連続の初戦突破へつなげた。

 「1失点したが勝ちにつなげることができたので良かった。いつも通り行けました」。

 大雨の影響で7日の開会式が中止、福岡農との開幕カードも順延に。6、7日は練習ができず、タオルでのシャドーピッチングとランニングだけで本番に臨んだが、下手から低めに集まる最速110キロ台の直球、90キロ台のスライダー、チェンジアップに相手打戦は4安打を放ったが、5三振を喫した。

 「僕は横手から投げていると思っているんですけど。だんだん(腕が)下がって行った」と笑うが独特のフォームで球は、どうも下から出ている。もともとはオーバースローだったが制球力などを考え我流であみ出した。

 全47部員でただ1人、八女市の山間部にある星野村の出身。星野小、星野中で育ち、満天の星とホタルを見ながら伸び伸びと育った。八女へは、約50分間の原付バイク通学をしながら、昨秋からエースの座に就いた。実家では父・英機さんが建築関係の仕事をしながら、時期がくると地元名産の「星野茶」の生産も行っている。星野村産の“茶ブマリン投法”で、魅せている。

 今年が創立110周年の八女は1958年の夏の甲子園に出場。当時のエース下川は初戦で松商学園(長野)を破るも、3回戦で徳島商のエース板東英二に投げ負けた。下川氏は、現在野球部OB会長を務める。今村は「旅行でも甲子園には行ったことはないけど、気合いは入っています。まず、県大会には行きたい」。八女の夏は、今村の右腕の鮮度にもかかっている。

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