ロイヤルズとマイナー契約 16歳・結城海斗「甲子園よりもアメリカで野球したい」

[ 2018年7月8日 14:14 ]

入団会見で球団旗をバックにポーズを決めるロイヤルズ・結城海斗(撮影・後藤 正志)
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 米大リーグのロイヤルズとマイナー契約で合意した結城海斗投手(16)が8日、大阪府内で記者会見した。結城は今春、中学校を卒業し、5月12日に16歳になったばかり。本人の意向で高校には進学せず、今回の契約に至った。「はじめは甲子園を目指していたが、シニア選抜に選ばれアメリカで野球をしたことで、甲子園よりもアメリカで野球をしたい思いが強くなった」と決断の理由を説明した。

 小学校3年から6年まではダルビッシュ有と同じ羽曳野ブラックイーグルスに所属。中学時代は河南リトルシニアでプレーし、昨夏には米イリノイ州で開催されたリトルシニアの全米選手権の日本代表に選出された。

 会見に同席したロイヤルズの大屋博行氏によると、MLBコミッショナー事務局の契約承認を経て、近日中に渡米。アリゾナ州のキャンプ地での育成プログラムへ参加する予定という。

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