【南大阪】羽衣学園 公式戦初出場もコールド負け 朝西監督、松岡主将の「涙がうちの野球部の産声」

[ 2018年7月8日 20:38 ]

第100回全国高校野球選手権記念南大阪大会1回戦   羽衣学園1―11佐野工科 ( 2018年7月8日    住之江 )

応援団に一礼する羽衣学園ナイン
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 100回目の夏にして初めての夏は、ほろ苦い結果に終わった。今年4月に創部し、公式戦初出場の羽衣学園は初回に1点を先制したが、最後はコールド負け。「あきらめるな!」と声をかけ続けた松岡渉主将(2年)の目からは大粒の涙があふれた。

 「目標の夏1勝ができなくて悔しいけど、みんなで3カ月頑張ってきて、今までで一番良い試合ができた」

 昨年11月、松岡1人を部員として同好会が発足。12月には同学年の河野陽が加わった。系列の羽衣国際大で野球部長を務めていた朝西知徳監督(52)と3人で毎日3時間、学校近くにある浜寺公園をランニングしたり、キャッチボールを続けた。

 今年4月、部に昇格するとマネジャー2人を含む1年生23人が入部。野球部に入るために進学を決めたという選手もいる。松岡は「1年生が入ってから夏の大会に出るつもりで練習を続けてきたけど、たった3カ月で本当に出ることができて、うれしい気持ちと驚いている気持ちがある」と笑った。

 米子商(鳥取)で2000年夏に甲子園出場するなど、指導者歴の長い朝西監督だが「夏の地方大会でのコールド負けは初めて」という。それでも表情は明るい。「松岡の涙がうちの野球部の産声。来年こそ1勝できるように、明日から練習します」

 確かにこの日、羽衣学園硬式野球部は大きな産声をあげた。

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