ロッテ ボルシンガー 5月から10戦10勝 郭泰源超えた

[ 2018年7月8日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ9―1日本ハム ( 2018年7月7日    ZOZOマリン )

11勝目を挙げたボルシンガーはファンと喜び合う(撮影・西川祐介)
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 最強助っ人右腕だ!ロッテのマイク・ボルシンガー投手(30)が7日、日本ハム戦に先発し、5回2/3を3安打1失点で12球団単独トップの11勝目を飾った。6回途中で右太腿裏が張って交代したが、5月4日の同戦から10戦10勝。91年に西武・郭泰源(カクタイゲン)がマークした9戦9勝の外国人投手による連続試合勝利を更新した。今季最多の貯金4とし、チームは単独3位に浮上した。

タニカル(植物)柄のサマーユニホームを着たが、ボルシンガーにも最高気温31・4度の「日本の夏」は少しこたえた。6回、先頭・西川を空振りの三振に仕留めると右太腿裏を押さえる。続投を志願し、大田は見逃し三振。ここで救援陣にバトンを託したが、5回2/31失点と暑さも乗り切り、12球団トップの11勝目だ。

 「日本の夏の暑さは初めてだった。2回からつりかけていた。ここ(お立ち台)は点を取ってくれた打者に立ってもらいたいよ」

 6回途中降板し、控えめだが、91年西武・郭泰源の9試合連続を超えるシーズン10試合連続勝利を達成できたのには理由がある。

 一つはテンポの良さだ。アーカンソー大時代に、マメをかばって投げたことで勝手に動くようになった直球が武器。この日もバットの芯を外し、17アウト中10個がゴロアウト。野手の足を動かし、リズムを与え、9点の援護が生まれた。チームの1試合平均3・97点に対し、ボルシンガーの登板日は平均5・85点だ。

 土曜に固定される登板日も大きい。「試合中はテレビを見ながらメモを取る。凄く勉強する」と小林投手コーチ。カード初戦を外し、1試合研究させることで能力を引き出している。ボルシンガーも「弱点を考えながら見る」と言う。2回にはアルシアへ4球連続直球で見逃し三振。6日に涌井のフォークを本塁打した打撃を分析した配球は見事だった。

 6月27日に第1子のルーク君が誕生し、公私ともに充実。「(夜泣きで)眠れない日はあるけど、簡単なおむつ替えはやっているよ」。心地よい疲労感は力に変わっている。井口監督は「直球はいつも以上に走っていた」と称える。開幕当初は先発6番手。「(10連勝は)開幕時には頭になかった数字」。肩をすくめた右腕だが、その快進撃はまだ終わりそうにない。(福浦 健太郎)

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