今後にどう影響…阪神 23年ぶり3試合連続雨天中止

[ 2018年7月8日 05:30 ]

ナインに声をかける金本監督(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は7日のDeNA戦が雨天中止となり、95年以来23年ぶりに3試合連続の雨天中止となった。決して歓迎する事態ではないが、結果的には主砲・糸井の不在試合が3試合減り、復調を目指すロサリオの猶予期間も増えた格好。金本知憲監督(50)も「そういう見方もある」と努めて前向きにとらえた。

 23年ぶりの3試合連続雨天中止が、「脱・打てん」につながれば…。実戦から3日も離れれば、さすがに調整は難しくなる。だが天候だけはどうしようもできない。それならマイナス面よりプラス面を見いだす方がいい。だから金本監督も、この日の中止を努めて前向きに受け止めた。

 「そういう(糸井不在の試合が3つ減ったという)見方もある。ロサリオも、もしかしたら(復調した)後で試合ができるという」

 まずは主砲の不在試合が3試合減った。ここまで70試合、打率・301、10本塁打、40打点の糸井は、右腓骨(ひこつ)骨折のため3日に登録抹消。予定では最短復帰と目される後半戦初戦の16日まで9試合が組まれていた。だがこの日の中止で、糸井の不在試合が3試合減った計算だ。

 そして助っ人砲の復調への猶予期間も3試合、増えた。2軍調整中のロサリオは6月30日から腰の張りを訴えており、この期間中の昇格は、いずれにしろ不可能だった。そのうちの3試合が中止となり、シーズン終盤に回る。ということは本来の姿を取り戻したロサリオで戦える試合が、3試合増えるかもしれない…というわけだ。

 そのロサリオについては、体調が万全なら近々の1軍昇格プランが温められていたことも判明した。指揮官が「そりゃあ期待していますよ。(1軍にも)呼ぼうかと思ったけどね。その時にアイツ、ケガをしたから」と明かした。現在、1軍の助っ人はメッセンジャー、ドリス、マテオ、ナバーロの4人だが、指揮官は「(野手2人態勢も)十分ある」と話した。ロサリオの状態が上がれば、ナバーロとともに打線に並べる青写真も描いている。その経緯からもロサリオの猶予期間が3試合増えたのは大きい。

 3試合連続雨天中止により実戦勘が衰え、シーズン終盤の日程が厳しくなることは間違いない。ただ主砲2人を欠く今のチームにとっては、必ずしも逆風というわけでもない。(惟任 貴信)

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