黒田 OP戦最終登板は3回無失点4K!「とうとう始まるな」

[ 2014年3月29日 09:00 ]

マーリンズ戦に先発し、3回を3安打無失点のヤンキース・黒田

オープン ヤンキース3―0マーリンズ

(3月29日 タンパ)
 ヤンキースの黒田博樹(39)28日(日本時間29日)にフロリダ州タンパで行われたマーリンズ戦に先発でオープン戦最終登板をし、3回46球を投げ、3安打無失点、4奪三振とシーズン開幕へ上々の投球を見せた。

 初回は先頭打者をバント内野安打で出すが、その後は3者連続三振。2回もサルタラマッキアを右越え二塁打で出すが後続を封じ、3回は1死から2者連続安打を許したが、無失点で切り抜けた。

 メジャー打者を相手に投げるのは12日のタイガース戦以来だが「ケガなくここまで順調に来れた」と黒田。「ほぼ実戦のつもりで、点を与えない気持ちで登板した」と言いながらも「ツーシーム系のボールをコントロールできたし、球の勢いもあった。スプリットで空振りも取れて安定していた」と満足そう。特にマーリンズの3番・スタントンを初回か空振り三振、3回にも遊ゴロに仕留めたことで「対戦して抑えられてよかった」と表情を緩めた。

 公式戦では、黒田は中4日で開幕2戦目となる4月2日(同3日)のアストロズ戦に登板する。「とうとう始まるな、という感じ。いつ最後になってもいいように、悔いのない準備をしていきたい」と意気込んだ。

 この日は2番手で田中将大(25)が登板し、6回3安打無失点、10奪三振と好投、イチロー(40)は「9番・センター」で先発出場し、3打数無安打だった。。

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