ヤクルト 粗っぽさ消え「2番」の適性証明した雄平

[ 2014年3月29日 07:14 ]

<ヤ・D>初回無死一塁、左前打を放つヤクルト・雄平

セ・リーグ ヤクルト9-1DeNA

(3月28日 神宮)
 12回。ヤクルト・雄平が4打席で打ったファウルの数だ。2番打者としての適応力を見せた証明である。「手元まで引き付け、ボール球を見極める。くさい球はカット。打てる球だけを待っていた」。そう振り返ったのは、初回無死一塁、1ボール2ストライクと追い込まれた場面だった。

 外角の際どいボール球に手を出さず、ファウルを2球続けた。最終的に8球目の外角高め直球を逆らわず、逆方向の左前に運んだ。2番がつなぎ、7点を先制するビッグイニングとなった。小川監督は攻撃型オーダーを組む上で、2番に打撃力の高い雄平を起用。バントのサインを送らず、先制機を築いた。佐藤ヘッドコーチは「開幕の緊張感の中で、雄平はファウルで粘ることで柔軟な打撃ができた」と評した。

 投手から打者転向5年目。初球から強振する打者で淡泊な打席内容も多かったが、バットコントロールのうまさには定評があった。雄平は「打つポイントを変えられるから」という。2番打者としてファウルで粘り、好球を待つ。4打数2安打。3回の空振り三振もファウル8球、計13球も投げさせた結果だった。

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