明徳義塾10年ぶりベスト8!エース岸 2試合連続完投、11K

[ 2014年3月29日 11:04 ]

関東第一戦に先発した明徳義塾・岸

第86回選抜高校野球大会第8日 明徳義塾3―2関東第一

(3月29日 甲子園)
 第86回選抜高校野球大会第8日は29日、甲子園球場で2回戦が行われ、第1試合は明徳義塾(高知)が関東第一(東京)に3―2で逆転勝ちし、10年ぶりのベスト8進出を果たした。明徳義塾のエースは岸は、11奪三振の粘投で相手打線を散発6安打2失点。1回戦の智弁和歌山戦で15回、188球を投げたのに続き、この日も139球を投げ2試合連続の完投勝ち。

 明徳義塾は3回、先頭の水野が四球で出塁。犠打で送り、その後も四球を選び2死一二塁とした後、多田が今大会初ヒットを左翼線に運ぶ適時打で1-1の同点に追いついた。

 再び1点を追う5回には、尾崎の左中間二塁打、真田の左前打とこの日初の連打で1死一、三塁とし、続く多田の四球で満塁とした。西岡の中前適時打で追いつき、なお1死満塁で岸もストレートの四球を選び押し出しで逆転した。

 関東第一は2回1死から5番の森山が岸投手のストレートをとらえて右中間に三塁打を放ち、2死から篠田の内野適時打で先制点を挙げた。

 追い付かれた4回には、1死から森山が四球で出塁、岸投手のけん制がそれて二塁に進塁し、岸のど真ん中に入ったストレートを見事にとらえた池田が左越えの適時二塁打を放ちリードした。

 しかし、7回、先頭の篠田が中越え二塁打で出塁し、送って三塁。その後、1回戦で決勝打を放った代打の切り札、臼井が打席に入るも三振に倒れて好機を生かすことが出来なかった。

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