阪神 今季初勝利!呉昇桓が来日初登板初セーブ、最速153キロ

[ 2014年3月29日 18:20 ]

<巨・神>9回2点差で登板した呉昇桓

セ・リーグ 阪神5―3巨人

(3月29日 東京D)
 阪神が接戦をものにし、今季初勝利をマークした。期待の新守護神・呉昇桓(オ・スンファン)が来日初登板初セーブを挙げた。

 呉昇桓は9回、阿部を三飛。ロペスに中前打を許すも、代打・矢野を投ゴロ。橋本に15球粘られたが、中飛に抑えた。最速は153キロを記録した。

 阪神は3―3同点の9回。無死満塁と攻め、西岡が一ゴロ。一塁・ロペスがファーストベースを踏んだ後、本塁送球。捕手・阿部は三走・上本(代走)へのタッチプレーが必要だったが、タッチはせずに再び一塁へ転送してしまった。

 上本の生還が認められ、勝ち越しに成功。続くゴメスが1死二、三塁から左前適時打を放ち、追加点を挙げた。

 初回、ゴメスの左犠飛で先制。「打てるボールをしっかりと前へ飛ばすことができました」。1―1同点の3回には、1死二、三塁からマートンの左前適時打で一時勝ち越した。「甘く入ってきたスライダーをきっちりとミートできました。ランディ(メッセンジャー)のためにも勝ち越し点が取りたかった。打ててよかったよ」。マートンは2―3と勝ち越された直後の8回にも、左越えへ同点となる今季1号本塁打を放った。

 先発・メッセンジャーは6回2失点。2ケタ11安打を浴び、球数も118球を要した。

 巨人は連日の2ケタ16安打を放ちながら、3点止まり。先発・杉内が4回80球で降板。「調子自体は悪くなかったのですが、ボール球を見極められて球数が多くなってしまいました。もっと大胆に攻めなければいけませんでした」と肩を落とした。

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