橋下徹氏　今後の日中関係に「対立するところは対立…防衛力も強化。だけど利益になるところは」

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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　元大阪市長で弁護士の橋下徹氏（53）が2日、フジテレビ「日曜報道　THE　PRIME」（日曜前7・30）に出演。国交正常化50周年を迎えた日中関係について言及した。

　番組にゲスト出演した菅義偉前首相は、日中国交正常化50周年を踏まえ、3年近く途絶えている両国首脳の対面会談を再開すべきだと強調。「機会を活用して会うことは大事だ。課題や懸念は多いが、経済的な可能性もある」と述べた。

　これに対し、橋下氏は「もう友好という言葉を前面に出す必要もない。だけど、一方、反中ということも出す必要もない。対立するところは対立し批判し合って、それから紛争のところも、それを予防するために防衛力も強化する。だけど利益になるところはしっかり利益にしていきましょうよと。だから友好でもなく反中でもなく、共通の利益ということをやっていってもらいたいですね」と自身の考えを述べた。