小原ブラス プーチン大統領のウクライナ4州併合の演説に「離れていく国民の方が僕は多いんじゃないかと」

[ 2022年10月2日 12:51 ]

小原ブラスインスタグラム(@kobara.vlas)より

 ロシア生まれ、関西育ちのコラムニスト・小原ブラス(30)が2日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻について言及した。

 ロシアのプーチン大統領は9月30日の演説でウクライナ東・南部4州の併合を宣言。これを受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は北大西洋条約機構(NATO)への加盟申請を表明している。

 小原は「(プーチン大統領の)演説を全部聞かせていただいたんですけど、正直ロシアの中でまことしやかにささやかれていた陰謀論を終始展開しているみたいな内容。かつ侵略を受けているのは私たちなんだって必要以上にアピールするような内容だったのかなって思う」と印象を語った。

 そして「そこで何とか私たちが侵略されている側だって国民にアピールすることでまとめようとしているように見受けられるけど、結局、集会に集まってる人たちはロシアの反政府寄りのメディアによれば、モスクワ地下鉄の社員が導入されてたり、国営企業の社員が導入されているって話がたくさん出てきてる」と政府側の人間を動員した集会なのではとした。

 その上で「逆に陰謀論みたいなのを大統領がはっきりと口にするのを見ることによって、離れていく国民の方が僕は多いんじゃないかと思っています」と冷静に分析した。

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2022年10月2日のニュース