SPEED 島袋、上原、今井が“再集結” 3人でも島袋「気持ちは4人で一つ」

[ 2022年10月2日 22:00 ]

沖縄アクターズスクール大復活祭~本土復帰50周年記念~で再集結したSPEEDの(左から)島袋寛子、今井絵理子、上原多香子
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 SPEED、1日限りの“再集結”だ!MAXやDA PUMPらを輩出した「沖縄アクターズスクール」のコンサートが2日、沖縄コンベンションセンター展示棟で開催。島袋寛子(38)のステージにサプライズゲストとして、上原多香子(39)今井絵理子参院議員(39)が登場し、デビュー曲「Body&Soul」をパフォーマンス。会場は熱狂の渦に包まれた。

 3曲目まで「AS TIME GOES BY」などのソロ曲を歌い上げた島袋。「ラストの曲に感謝を込めて」と背筋を正し、流れ出したイントロに観客は大歓声をあげる。「この曲は1人じゃ歌えません!エリちゃん、タカちゃん!」と叫び、上原と今井が登場。会場のボルテージは限界突破に達した。上原のしなやかなダンス、今井のパワフルな歌声は健在で、今井と島袋のハーモニーが響き渡る。3人で肩を組み、上原も今井も「ありがとう!」と充実の表情でステージを後にした。

 3人での歌唱は2016年5月以来、約6年4カ月ぶり。誰もが予想していなかった展開に、興奮からか泣き出す女性ファンも見受けられた。公演前に取材に応じた島袋は「もう3人でやることはないと思っていた。全てが奇跡のよう!」と満面の笑み。上原は「私たちにとって原点。皆さんと同じステージに立ててうれしい」とし、今井も「久々の歌とダンスで肉離れしそうになりましたが、素晴らしい機会に感謝です」とコメントを寄せた。

 もう1人のメンバー新垣仁絵(41)は出演を見送り、全員集合はかなわなかったが、心はつながっている。島袋は「それぞれの今がある」と尊重した上で「ヒッチー(新垣)のポジションは空けたまま踊ります。気持ちは4人で一つ!」と熱いステージを見せた。

 沖縄の本土復帰50周年を迎えた今年。新型コロナウイルス禍でダメージを受けた観光の応援などのため、スクールの創設者マキノ正幸氏の長女・牧野アンナさんが開催を呼び掛けたイベント。この日は知念里奈(41)、「Kiroro」の玉城千春(45)ら、総勢7組79人が出演。3時間半で41曲を歌唱し、集まった約3500人は大盛り上がりだった。

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