【シン覆面座談会】香川照之、騒動後初の公の場は10・31?「海老蔵との縁はかなり深い」

[ 2022年10月2日 15:22 ]

香川照之
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 事情通が話題のニュースを掘り下げる「シン覆面座談会」。クラブホステスへの性加害疑惑が報じられ、続々とドラマやCMを降板した俳優の香川照之(56)。唯一出演するテレビ朝日「六本木クラス」も29日に最終回を迎えた。いよいよテレビで見ることはなくなるのか。気になる今後の活動は――。

 リポーター 性加害が報じられてから1カ月がたった。いまだに復帰の話は聞こえてこない。

 ワイドショーデスク 今後は歌舞伎の世界で、市川中車として活動するという話もあるよね。

 週刊誌記者 すでに発表されている年内の歌舞伎公演の中に中車の名前はない。歌舞伎界での復帰も難しいのかな。

 スポニチ本紙デスク 実は騒動以来初めて公の場に出てくるのが歌舞伎座になる予定なんだ。10月31日、11月1日に十三代目市川團十郎白猿の特別興行を実施。そこの手打式に出る方向で調整を進めている。

 ワイドデスク 歌舞伎界の世界で節目に行われている吉例の儀式。改装して新しくなった歌舞伎座のこけら落としの時には、総勢約210名の役者や関係者らが舞台場に勢ぞろいしたね。

 リポーター そこまでの規模ではないかもしれないけれど、9年ぶりの大名跡復活とあり相当数の役者が集まるはず。芝居をするわけではないし、舞台に立つハードルも高くない。初の公の場にぴったりだ。

 本紙デスク それに海老蔵と香川の縁はかなり深い。梨園と距離を置いていた香川を、中車として歌舞伎界に引き入れるきっかけの1人となったのが海老蔵だった。

 週刊誌記者 松竹が仕切る襲名興行に中車が出演するのは難しいかもしれないが、海老蔵はこれまでに何度も自主公演を行ってきた。そこの舞台に立つ可能性は極めて高い。来年以降、海老蔵は襲名興行の一環で地方を回っていくことになるけれど、スケジュールが空いているだけに中車の起用もありそうだね。

 リポーター すると今後はやはり歌舞伎をメインに活動していくのかな。

 ワイドデスク それでもテレビ界にいずれ戻って欲しいという声は制作の現場から出ている。事実、あの年代の俳優で香川ほどの存在感を出せる役者はいない。

 本紙デスク いずれはテレビにも戻ってくるだろう。ただその前にはいくつもの“禊ぎ”を済ませる必要がある。そのためにもまずは歌舞伎の世界に地に足を着けてしっかりと芸に励むしかない。

 週刊誌記者 これまでは多忙のため、あまり歌舞伎をしている姿を見る機会がなかった。今後は歌舞伎専門劇場で中車を見る機会が増えそうだね。

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2022年10月2日のニュース