菅義偉前首相 安倍元首相の国葬を巡る議論、国葬の定義を「直前ではない時に決めておいた方がいい」

[ 2022年10月2日 09:21 ]

菅義偉前首相
Photo By スポニチ

 菅義偉前首相(73)が2日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。9月27日に行われた安倍晋三元首相の国葬について言及した。

 友人代表として壇上に上がった菅氏は、弔辞の中で、会場近くの献花台に多くの人が花を手向けに訪れている様子を、安倍元首相に呼びかけるように説明。「総理、あなたは今日よりも、明日の方が良くなる日本を作りたい。若い人たちに希望を持たせたいという強い信念を持ち、毎日毎日、国民に語りかけておられた。そして“日本よ、日本人よ、世界の真ん中で咲き誇れ”。これがあなたの口癖でした」などと懐かしんだ。菅氏の言葉を、昭恵夫人もハンカチで涙をぬぐって聞き入っていた。

 菅氏は、国葬を巡る議論について「今回、直前にこの国葬にする、しないという議論がありました。私自身は、とにかく友人代表として感謝とお礼をしっかりやろうということでしたけれども、(国葬の定義の)議論というか方向っていうのは直前ではない時に決めておいた方がいいのかなと思います」と自身の考えを述べた。

続きを表示

2022年10月2日のニュース