マツコ 区運営の“無料学習塾”のスゴさに「日本のためなる何かを開発する人が出てくるんじゃ…」

[ 2022年9月12日 18:25 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(49)が12日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演。区が運営する「無料学習塾」についてコメントした。

 番組では、SNS等で注目されている東京都足立区の「無料学習塾」に関する記事を紹介。同塾は区が民間事業者に委託して運営され、いわゆる補習塾ではなく、学習意欲が高いものの、家庭の事情で塾に通えない生徒がトップクラスの講師のもと難関校を目指すことを謳い、実際に名門都立高に進学する生徒を多数輩出している。毎年定員100人に対し就学援助の基準に基づいた家庭ごとの所得制限、学力審査をクリアした生徒が入塾でき、倍率は2倍を切る程度だという。

 この取り組みについて、マツコは「本来だったら市区町村単位じゃなくて、文科省自体も考えなきゃいけないと思うんだけど…」と前置きした上で、「例えば、国立大学とか学費安いじゃない?なのに実際に入っている人って、塾に通わせることができる富裕層の家の人だったりする。だったら最初から国立の学校はある一定数、所得制限をかけて取るとかね、もっと他にやれることがあると思うの」と言及。

 「ただそんな中で、市区町村単位でこういう動きをするのは日本のためにもなると思っているのが、意外と富裕層のガリ勉ちゃんみたいな人で良い学校出た人って、国を動かすまでのことをしないんだよね。案外ノーベル賞を取ったりする人って、田舎の野原を駆け回っていたような人が地元のトップの公立高校に行って、そこから東大とか京大とか…っていう人が多かったりして」とマツコ。「だから意外とそういう進学塾みたいなのに通ったり、私立の進学校とか行って受験対策みたいなのから良い大学に行ったりする人よりも、こういう所(無料学習塾)からのほうが、何か私たちのためになる何かを開発・発明してくれたりする人が出てくるんじゃないか?という期待が」と私見を述べた。

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2022年9月12日のニュース