片岡愛之助 ホラー×歌舞伎の話題作「怖いだけじゃなく見せ場もたくさん。楽しめてゾクッとする」

[ 2022年9月12日 13:49 ]

新作歌舞伎「貞子×皿屋敷」への意気込みを語る片岡愛之助(右)と中村壱太郎                               
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 歌舞伎俳優の片岡愛之助(50)、中村壱太郎(32)が12日、大阪市内で新作「Jホラー歌舞伎 貞子×皿屋敷」(10月3~25日、大阪松竹座)の取材会を行った。

 映画「リング」シリーズなどでおなじみの貞子と歌舞伎の「皿屋敷伝説」をコラボさせた話題作。お家のっとりをたくらむ“悪”と“バカ殿”の2役を演じる愛之助は「怖い、怖いだけでなく、立ち回り、早替えに独特の言い回しときっちりした歌舞伎の見せ場もたくさんあるし、楽しめてゾクッとする。“だまされた”と思って見に来て」とアピール。

 「ホラーが苦手」という壱太郎は「貞子役だったら“無理です”と言っていたかもしれない。そんなボクですら、楽しいと思える作品」と話し「皿屋敷」のお菊を演じる。

 同作には今井翼(40)も出演。愛之助と今井と言えば、歌舞伎とフラメンコを融合させた「GOEMON石川五右衛門」でのタッグが有名で、愛之助は「GOEMONも初演から10年。新作を作って再演というのはすごく難しいけれど、今回の貞子も第2弾とか、再演とか。できればありがたい」と話していた。

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2022年9月12日のニュース