水谷隼氏「今年は金メダリストってものを外して生きていきたい」 2022年に「勝負懸けてる」

[ 2022年3月13日 22:46 ]

水谷隼氏
Photo By スポニチ

 昨夏開催された東京五輪卓球混合ダブルスで金メダル、男子団体で銅メダルを獲得した元プロ卓球選手の水谷隼氏(32)が13日、フジテレビ「なりゆき街道旅」(日曜正午)にゲスト出演。2022年に懸ける並々ならぬ決意を語った。

 この日は番組MCのお笑いコンビ「ハライチ」澤部佑(35)、タレントの若槻千夏(37)とともに「早稲田」を街ブラ。街への印象を聞かれると「僕、明治出身なんで早稲田って聞くと燃えちゃうんですよね」とまずはオープニングで笑いを誘った。そして、東京五輪から半年以上が過ぎた現況について聞かれると「新しい自分の人生を歩み出さなきゃいけないんで。今、勝負じゃないですか。オリンピック終わってすぐって。ここで失敗しちゃうとこの先すごく影響出ちゃうと思うんで。今、勝負懸けてる年です」と口にした。

 若槻が「メダル獲ったら何も怖くないでしょ?『何言ってんスか?』みたいな…」とツッコミを入れると「いや、そう思ってたんスよ、本当は。獲ったらもう余裕っしょ、みたいな。好きなことやって…」と水谷氏。「なんか、今が一番切り開ける時期ですよね。いろんなやりたいこととかもそうだし。チャンスですね」と話す場面もあった。

 その後、引退後の人生について「この半年、本当にいろんなことやらせてもらって。それこそテレビのこういうお仕事もさせてもらったりとか、卓球の解説したりとか、コメンテーターのお仕事をしたりとか。やっぱりテレビに出る仕事って必要とされていないと、呼ばれないと出れないじゃないですか。出たくても出れないから。(今後はバラエティー番組も)もちろんやっていきたいなって気持ちあるんですけど。トークもそこまで…ほかの芸人さんみたいにいけないし、やっぱりアスリートでもなくなったし」と2人に“ガチ相談”した。

 若槻は自身がしている陰での努力を赤裸々に語った後で「でも私はなんにもないからやってるけど、水谷さんはメダルを獲ってるわけじゃないですか。そんなことは別にする必要はない。メダリストはする必要ないんですよ」とアドバイス。だが、水谷氏は「いえいえ、でも、やっぱり去年はそうでもいいとしても今年は金メダリストってものを外して生きていきたいんですよね。やっぱりそういうふうに見られるじゃないですか、どうしても」と“ニュー水谷”への脱皮を真剣に考えているようだった。

続きを表示

2022年3月13日のニュース