柴咲コウ 温暖化対策ナビゲート “メモ魔”で勉強家「環境を学ぶことが当たり前になれば」

[ 2022年3月13日 05:00 ]

BS朝日「地球クライシス2022 第3弾」でナビゲーターを務める柴咲コウ
Photo By 提供写真

 女優の柴咲コウ(40)がBS朝日「地球クライシス2022~気候変動 壊れゆく世界~第3弾 アジア編・水の危機」でナビゲーターを務める。昨年9月に放送された第2弾に引き続き、2度目の出演。放送を前に、スポニチ本紙の取材に応じた柴咲は「前回は地球温暖化の現状について迫ったが、今回はどうすれば防げるか?という部分も学ぶことができた。未来に希望が持てる内容になっていると思います」とアピールした。

 女優、歌手、そして社長としての顔を持つ。北海道出身の両親の影響もあってか幼い時頃から環境問題に興味を持ち、2016年に会社「レトロワグラース」を設立。環境に配慮した活動や、商品プロデュースを進めている。収録では食い入るようにVTRを視聴し、常にペンを動かし続ける“メモ魔”。疑問点はすぐ専門家へぶつけるなど好奇心が旺盛だ。

 「生きている間にたくさんのことを知りたい!」――。デビューから20年以上たった今なお、それが第一線で活躍する柴咲のモチベーション。近年は北海道と東京の2拠点生活を送り、自家製野菜を育てている。「雪どけしたら、春野菜を植えに行くことが楽しみです」と自然を満喫している様子。昨年11月には、新たにプロデュースしたスキンケアブランドを発表。今年2月には初めて監督を手掛けた短編映画も公開された。興味があることには労力を惜しまない。柴咲はさまざまな顔を持っている。

 2時間半にわたった番組の収録では笑顔を振りまき、「明るい話題も取り上げたいので“クライシス”というタイトルは変えませんか?」とまさかのタイトル変更を提案し、笑いを誘った。

 共演した気象予報士の依田司氏(50)は「ものすごく勉強家。環境に対する考え方や認識もしっかりしている」と評価する。環境問題への興味がつきない柴咲。「私の役割はみなさんに興味を広げてもらうこと。環境を学ぶことが当たり前になればいいな」と力強い言葉。地球対する優しさが共通言語となるよう、これからも分かりやすく伝えていく。

続きを表示

この記事のフォト

2022年3月13日のニュース