音楽評論家の松村雄策氏死去 70歳 「ロッキング・オン」創刊メンバー 「ビートルズは眠らない」など

[ 2022年3月13日 14:25 ]

 ロック雑誌「ロッキング・オン」創刊メンバーで音楽評論家の松村雄策(まつむら・ゆうさく)氏が今月12日、死去した。70歳。東京都出身。13日、同誌の公式サイトで発表された。

 1972年、同社代表・渋谷陽一氏らとともに「ロッキング・オン」を創刊。編集者・執筆者として活躍する一方、小説「苺畑の午前五時」(87年)や「ビートルズは眠らない」(2003年)など数々の書籍、音楽作品も発表した。近年は同誌において「レコード棚いっぱいの名盤から」を連載。11年続く長寿連載となった。

 91~92年には、作家・小林信彦氏との間で「ビートルズ論争」が展開された。

 同社は「氏のご功績には、いくら感謝しても感謝しきれません。謹んでご冥福をお祈り申し上げます」と悼んだ。

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2022年3月13日のニュース