たけし「プーチン、危ないんじゃないかねえ」 ロシアのファンから届く切実なメッセージも伝える

[ 2022年3月13日 12:35 ]

ビートたけし
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 タレントのビートたけし(75)が12日放送のTBS系「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)に生出演。緊迫が続くロシア軍のウクライナ侵攻について言及した。

 経済制裁の一環で、旅客機のリース契約を解除すると通告されたロシアが、航空会社の運航する約500機を返還せずに接収する恐れが浮上している。小型機で30億円、大型機は500億円を超えるものもあり、海外メディアによると総額計1兆円(約100億ドル)を超える、かつてない規模の“盗難被害”となる可能性がある。

 また、ロシアは国内から撤退する外国企業の資産を国有化する案を策定した。旅客機に加え、マクドナルドやイケア、ユニクロなどの工場や店舗を奪った代償に、国際社会の信頼を失いながら突き進んでいる。

 番組で外国企業の資産を国有化案や旅客機の接収する恐れについて取り上げると、たけしは「ひどいことをするなあ」と反応。招待を受けている欧州の映画祭について触れ、「コロナの次はウクライナの問題で。ヨーロッパの映画祭なんかは(出席しようか)悩んでいる。切符も送ってきてくれているんだけど、飛行機が飛んでなかったりする」とコメントした。

 進行役の安住紳一郎アナウンサーが「ロシア政府も引くに引けないというか、これぐらいのやけっぱちなことをやり始めますと、もう元に戻れませんけれども…」と話すと、たけしは「あまりテレビで過激なことを言うと怒られちゃうけど、プーチン、危ないんじゃないかねえ」と反応し、「ロシアのファンから俺のところに『助けてくれ』って連絡ばかりだもん。ウクライナの人から『助けてくれ』と連絡がくるし、ロシアにいる市民からも。もう何にもないんだって。日本とかこっちに出たいんだって」と伝えた。

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2022年3月13日のニュース