加藤浩次 上岡龍太郎さんのことを「カッコいいな」と思ったエピソード「当たり前のことを流さない」

[ 2022年3月13日 13:25 ]

極楽とんぼの加藤浩次
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 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の加藤浩次(52)が、12日深夜放送のMBSラジオ「アッパレやってまーす!」(月~木曜後10・00、土曜深夜0・00)に出演。2000年に芸能界を引退した上岡龍太郎さん(79)について、「カッコいいな」と思ったエピソードを明かした。

 加藤は「ある方に聞いたんだけどね。俺の話じゃないよ。上岡龍太郎さんがね、番組始まる前に、ディレクターがADに凄い理不尽に怒ってたんだって。よくあるじゃない」と語り出した。続けて「上岡さんは見てたの。『おい、やめろお前』ってなって。『気分悪いわ。もうこんな現場やられへん』ってなって、上岡さんが。バーッて出て行ったんだって」と明かした。

 「凄くない?いい意味で言ってるんだけど」と加藤。「そこをはっきり言えて、こんなスタッフだったらできひんって言って。理不尽な現場なんですよ」とし、「上岡さん引退してからもう何十年かたつわけでしょ。あの時代ってそれが当たり前だったじゃん。ディレクターが理不尽にAD怒ったりとか。そういうことがしょっちゅうある時代だった。そこで、『そんな現場できひん』って言って出て行ったっていう、それをできるっていうのが俺凄いなと、カッコいいなと、カッコいいエピソード聞いたなっていう」と続けた。

 加藤はさらに「そこから番組の制作陣も考え方変えたって」と話し、「凄え昔の話だよ。その時代からね、先見の明じゃないけど、当たり前っていうことを流さないっていう。すげえカッコいいなと思ったのそれ」と再び力説。「カッコイイ怒りをしたいよね。怒ることがダメみたいになってるけど、怒ることって絶対人間だからあるから、それは俺はしょうがないと思ってるし、それを隠して平静を装うより、『それはおかしいだろ』って怒れる人間でありたいよね」とも話した。

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2022年3月13日のニュース