前澤友作氏「宇宙でやって欲しい100のこと」募集 自ら挑戦しYouTube配信へ

[ 2021年5月18日 14:39 ]

「宇宙でやって欲しい100のこと」を大募集する前澤友作氏
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 実業家の前澤友作氏(45)が代表取締役社長を務めるスタートトゥデイは18日、今年12月8日に打ち上げられるロシアのソユーズ宇宙船に搭乗し、国際宇宙ステーション(ISS)へ向かう前澤氏への「宇宙でやって欲しい100のこと」を募集すると発表した。

 民間人宇宙飛行士ならではの試みとして、「宇宙って実際どうなの?」をテーマに、訓練からISS渡航、帰還に至るまでの全行程を前澤氏のYouTubeチャンネルで公開する予定。今回は、約12日間のISSでの滞在期間で行う100の撮影テーマを世界中から広く募集する。募集期間は今月18日から30日。

 日本の民間人が宇宙へ行くのは、日本人初の宇宙飛行士となった1990年の元TBS記者、秋山豊寛氏(78)以来31年ぶりで2人目。ISS滞在は前澤氏が初めてになる。同社によると、前澤氏は宇宙飛行士になるための試験に既に合格。米宇宙旅行会社スペースアドベンチャーズとロスコスモス(ロシア連邦宇宙局)のサポートの下、6月中旬からモスクワ郊外のガガーリン宇宙飛行士訓練センターを拠点にして約100日間に及ぶ訓練を始める。遠心加速器で重力加速度を模擬体験するなどして搭乗に備える見通し。

 以下、前澤氏のコメント。

 今年の12月8日に予定されているISS(国際宇宙ステーション)渡航に向けて、訓練に進むことになりました。この素晴らしい機会を自分だけではなく、皆さんと共有したいと思い、この企画を考えました。ずばり「僕に宇宙でやって欲しいこと」や「宇宙に持って行って欲しいもの」を教えてください!「宇宙でおならしたら前に進むの?」「宇宙でポケモンGOするとどうなる?」「宇宙から地球の誰かに突然電話してみて!」などなど。

 真面目な内容から、いままでの宇宙飛行士には恥ずかしくて頼めなかったことまで、なんでもOK!いただいた中から100個を実際に僕がトライして、その様子をYouTubeで配信します。

 これまでもISSでの映像は、YouTubeなどで観ることはできます。でも宇宙飛行士は現代のヒーロー。話したくても話せなかった本音、見せたくても見せられなかったシーン、たくさんあったと思うんです。そういった、理由があって僕らに伝わってない「宇宙の実際のところ」を皆さんと分かち合うための、YouTube撮影です。皆さんからの前澤への指令、楽しみにしています。

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