石橋貴明「仕事前に素人が触って料理しますか?」 “神対応”始球式 マウンドに上がらなかった理由

[ 2021年5月18日 11:13 ]

<ロ・西9>始球式の石橋貴明
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 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(59)が18日までにYouTubeチャンネル「貴ちゃんねるず」を更新。16日の「ロッテ―西武」戦(ZOZOマリン)で始球式を務めた際、マウンドに上がらなかった理由を明かした。

 帝京野球部出身で投手だった石橋。この日プロ初先発のロッテ・佐々木朗希に配慮し、マウンドには上がらずボールを投じた。その姿にファンからは「マウンド汚さずに帰るのは素晴らしい」「朗希のためにマウンドに上がらず前で始球式を行い、その後も簡単なコメントのみにして時間を最小限に抑えるとか神」などと、野球人らしい気遣いが絶賛されていた。

 始球式帰りに収録され、配信された動画では「投げてきたわよ、もー大変!気遣いしすぎて疲れちゃった」と苦笑い。「佐々木君のデビューの日に、私みたいなゲスな芸能人がダメよ。門出にマウンド上がりなさいってのがダメなのよ。常々思ってるんだけど、あそこは彼らの仕事場ですよ。仕事場に先に上がって汚しちゃいけない」とマウンドに上がらなかった理由を明かした。

 「例えば有名な日本料理屋さん、お寿司屋さんで、花板さんのまな板と包丁使って、仕事前に素人がさわって料理しますか?そういうこと。神聖な場所。日本の始球式は、もっとメジャーみたいに早くね。メジャーは試合開始の15分とか20分前にどんなレジェンド来てもぴゃっと投げてマウンドまで上がらず終わり。それくらいのセレモニーでいいんですよ」と語った。さらに「佐々木君の門出を飾るところに、誰かの足跡ついてたら嫌じゃない」と思いを語った。

 それでも「見せ場つくんなきゃいけないからアグー(西武・山川)は呼びましたからね」と打者役に西武の4番・山川を指名した理由も明かし「アグーもいいやつで、すぐ来てくれた」と感謝していた。

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