中大がリーグ制覇に逆王手! 継投で1点差守り抜く 3番・繁永晟が先制V打でリーグトップ11打点目

[ 2024年5月24日 14:45 ]

東都大学野球1部春季リーグ・第4週第2日   中大2―1青学大 ( 2024年5月24日    神宮 )

<青学大・中大>初回、先制の適時打を放つ中大・繁永(撮影・五島 佑一郎)
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 中大が青学大との接戦を制し、リーグ優勝へ逆王手をかけた。敗れると青学大の3季連続優勝が決まる一戦に勝利し、清水達也監督は「選手たちは本当によく頑張ってくれている」とナインに拍手を送った。

 ついに逆王手だ。4敗すら喫しているが勝ち点は落とさない粘りの野球で19年秋以来のリーグ制覇まであと1勝。この日もまさに執念の継投で守り抜いた。

 先発左腕・山口謙作投手(3年=上田西)が3回以外は毎回安打を許しながら5回無失点。その後は今村拓哉投手(4年=関東第一)、三奈木亜星投手(3年=浦和学院)とつないでリードを守り、山口は「投手陣みんなで粘って投げられました」と胸を張った。

 打線も好機を確実にものにした。初回1死二塁から3番・繁永晟内野手(3年=大阪桐蔭)が決勝の先制左前打を放ち流れをもたらした。11打点はリーグトップと今季は勝負強さが光り、「一振りで決められて良かった」と振り返った。

 これで3回戦を勝利したチームが今季の東都の頂点に立つ。まさに大一番へ向け指揮官は「一生懸命やっている選手を信じたい」とナインを鼓舞した。

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