阪神・岡田監督語録 88年ぶり屈辱に「しゃあないやん、打てへんねんから」 及川は「左手中指のまめ」

[ 2024年5月24日 21:31 ]

セ・リーグ   阪神0ー1巨人 ( 2024年5月24日    甲子園 )

<神・巨>9回無死一塁、代打と代走を告げる阪神・岡田監督(中央)(撮影・北條 貴史)
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 阪神は戸郷に無安打無得点試合を許した。甲子園での伝統の一戦でノーヒットノーランを喫するのは、1936年9月25日の沢村栄治以来88年ぶり。試合後の岡田監督は、打線の奮起を求めた。

 ー攻略の糸口がなかなかなかった。
 「そら、打てへんのやから」

 ―戸郷とは3度目の対戦だが、組み立ては変わってきたか。
 「いや、そんなことないよ。そんな、変わらへんよ」

 ―最後まで直球も変化球もよかった。
 「結局、な。低めのボールな、フォーク振ってな」

 ―同じ投手に何度もやられているとはいえ、相手は大したもの。
 「そらな、ええピッチングされたら、こんなもんやろうな。今のバッティングの調子やったらな」

 ―惜しい当たりも最後の方に出た。
 「惜しい当たりっていうても、アウトはアウトやからな」

 ―相手は戸郷を下げるわけにいかない状況。続投という意味では糸口は最後まであったか。
 「糸口ってだって、、ヒットを各選手が打つしかないやんか。全然、攻めようがない。最後ぐらいやんなあ、ノーアウトで出たけど」

 ―降板した及川は手か。
 「あれはファームで1回まめをつぶしてるから、そこと同じところみたいやけどな」

 ―小刻みなリレーで最後まで勝負をわからない展開に持ち込んだ。
 「いやいや、それは後ろ、今日はお前、ほとんど投げてないピッチャーやったからな。1点差やからな、そらどういう形でな、入るか分からへんし」

 ―富田も四球を出したが坂本を抑えた。
 「まあな、左用に出したんやけどな」

 ―及川は次の先発は?
 「いやいや、それはちょっと当分あかんやろ、投げられへん。ファームでも1回飛ばしてるくらいやからな」

 ―序盤からいいピッチングだった。
 「まあな、ストライク、ボールはっきりしとったけどな、まあ0点でいとったからな」

 ―ノーヒットノーラン。完封負けとメンタルの違いはあるか。
 「いやいや、そらおまえ、明日、野手がどんなバッティングするかよ、そんなの。もう終わったことやし。また、初戦に負けたいう、そういうことやろ」

 ―いつも言っている一喜一憂しない。
 「しゃあないやん、打てへんねんから。明日バッターがどんだけ奮起するかやろうな、そら」

 ―岡田監督が監督として喫したのは06年以来。その時は次の試合から奮起した。
 「06年やった?(山本)昌?うーん。2回目やなあと思ったけど。何年やったかな、5年かな、6年かなと思っとったけど」

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