ドジャース・大谷 ロス郊外高級住宅地の12億3200万円豪邸を購入 ドジャースタジアムから車で20分

[ 2024年5月24日 01:30 ]

<ドジャース・Dバックス>練習に向かう大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)がロサンゼルス郊外の高級住宅地にある豪邸を785万ドル(約12億3200万円)で購入したと22日(日本時間23日)、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。敷地面積約3800平方メートルで、5つの寝室、8つの浴室に加えて、シアタールームやジムなども完備。本拠地ドジャースタジアムへは車で約20分で、元バスケットボール選手の真美子夫人(27)の存在もあり、バスケットコートも備えた「前線基地」となる。

 10年7億ドル(決定時約1015億円)の男・大谷が選んだ新居は、ロサンゼルス郊外の街「ラ・キャニャーダ・フリントリッジ」にある3階建ての豪邸だった。ドジャースタジアムから車で北に約20分と最高のロケーション。バーダゴ山脈の麓に位置し、人口約2万人の閑静な高級住宅地だ。ロサンゼルス・タイムズ紙は不動産記録を通じて取引を確認したとし、米不動産サイトによると購入日は今月15日となっている。

 13年に建てられ敷地面積は約3800平方メートル。FIFA推奨のサッカーコート(105メートル×68メートル)7140平方メートルの半分より少し広いという広大な面積だ。床面積も約680平方メートル。愛犬デコピンも大喜びで走り回れる。現代的かつミッドセンチュリーモダン(1940~60年代に生まれた米国のデザイン)の要素が取り入れられ、天窓と高窓の下に石、ガラス、木を組み合わせた中世風のリビング空間が広がる。

 暖炉が2つ。ホームシアター、サウナ、ジム、プールなどを完備し、特注のキャビネットが付いたキッチンもある。寝室5室、バスルーム8室で、うち1つはバルコニーとスパ用の浴槽が付いているという。樫の木などに囲まれた敷地内には、バスケットボールのハーフコートもある。今年2月に結婚した真美子夫人は、元バスケットボール選手でユニバーシアード日本代表も経験。新居選びに当たって希望を取り入れたのかもしれない。大谷と「愛の1on1」でゲームを楽しむことも可能だ。

 「ラ・キャニャーダ」はスペイン語で「峡谷」の意味。ハリウッド俳優やセレブに人気のエリアで、今回の豪邸はコメディアンのアダム・カローラが売り主だった。カローラは18年に732万7000ドル(約11億5000万円)で購入。昨年6月に899万ドル(約14億1100万円)で売りに出した。その後値下げされたが、今回の785万ドルは同エリア最高額だという。

 大谷は4月、米ハワイに建設費1700万ドル(約26億6900万円)の別荘を購入したとも報じられた。今年7月に30歳。人生の節目を迎える男がスイートホームを手に入れた。(奥田 秀樹通信員)

 《売り主はコメディアン》豪邸の売り主アダム・カローラはカリフォルニア州出身の59歳。ラジオパーソナリティーやコメディアン、俳優としての顔を持つ。11年には自身のトークショーが「最もダウンロードされたポッドキャスト」でギネス世界記録に認定された。声優や映画監督などもこなす。今回の物件について米不動産情報専門サイトで「モダンな建築の家でありながら、アットホームな雰囲気とのバランスが絶妙」とコメントしている。

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