ノーノーより珍しい?広島が球団初の延長回1イニング3発!記録に沸いたセ界 戸郷はプロ野球101度目

[ 2024年5月24日 23:28 ]

延長10回に本塁打を放った(左から)小園、末包、野間
Photo By スポニチ

 ノーヒットノーランより珍しい?広島はDeNA戦(横浜)の1―1で迎えた延長10回に小園が1号ソロ、末包3号ソロ、野間が1号2ランと3本塁打。この回4点を奪い勝ち越し、逃げ切った。広島の1イニング3本塁打は、2022年9月10日ヤクルト戦(神宮)3回の堂林、坂倉、上本以来となる球団タイ記録となった。

 今回のように延長回での1イニング3本塁打は、ダイエーが1989年8月29日西武戦の11回にバナザード、藤本博史、小川史で記録して以来35年ぶり。広島では初めてとなった。

 24日は甲子園で行われた阪神―巨人では、巨人の先発・戸郷翔征投手(24)が1安打も許すことなく123球を投げ抜き、自身初となるノーヒットノーランの快挙でチームの連敗を4で止めた。

 プロ野球でのノーヒットノーランは、2023年9月9日ロッテ戦での山本由伸(オリックス)以来89人目、101度目。巨人では18年7月27日中日戦の山口俊以来13人目、17度目。巨人投手の阪神戦でのノーヒットノーランは、プロ野球初快挙となった36年9月25日の沢村栄治、37年5月1日の沢村に次いで3度目。甲子園に限ると36年の沢村以来88年ぶり2人目となった。

 また、もう1試合の中日―ヤクルト(バンテリンD)では、今季ここまで21試合無失点だった中日の絶対守護神・マルティネスがまさかの乱調。2―2の延長10回2死満塁から西川に痛恨の押し出し四球。さらに川端の二塁適時内野安打に山本の失策が絡み2点を奪われ、無失点記録がストップするとともに、初黒星を喫した。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年5月24日のニュース