亜大エース斉藤が1部残留を決めるリーグ戦初完封 東都大学リーグ

[ 2024年5月24日 13:46 ]

東都大学野球リーグ・1部第4週第2日   亜大2―0駒大 ( 2024年5月24日    神宮 )

<亜大・駒大>試合を終え、笑顔で記念撮影に応じる亜大・斉藤(左)と正高(撮影・五島 佑一郎)
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 3年生エース斉藤汰直投手(たいち、武庫荘総合)が3安打、12三振を奪うリーグ戦初完封で、チームの1部残留を決めた。

 9回2死から最後の打者を見逃し三振に仕留めると思わずガッツポーズ。22日の国学院大戦から中1日の登板にも、123球での今季4勝目に斉藤は「最後まで投げ抜くつもりでした。とにかく残留できて良かった」と胸をなで下ろした。

 北東北大学連盟所属の八戸学院大野球部を12年間率いた後、今年1月に就任した正村公弘監督も残留に「ホッとしています。良かった」と話すと「斉藤に最後まで投げてもらうしかなかった」と頼もしそうに3年生右腕を見つめた。

 とはいえ今後、戦国東都で生き残るにはチームのレベルアップが必要なことは理解している。「今春は終盤で失点することが多かったので、後半も球威と制球が落ちないように投げ込みで体力をつけます」と斉藤。正高奏太主将(4年=狭山ケ丘)も「実戦経験をしている選手が少ないので、オープン戦などで経験を積むことが一番大事かなと思います」と打撃陣全体の底上げを課題に掲げた。

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