ロッテ・朗希 今季4勝目「真っすぐの強さあった」交流戦へ向けファンにお願い「負けないような応援を」

[ 2024年5月24日 21:17 ]

パ・リーグ   ロッテ3ー1ソフトバンク ( 2024年5月24日    ZOZOマリン )

<ロ・ソ>ソフトバンクに勝利しナインを出迎える佐々木(撮影・沢田 明徳)
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 ロッテの佐々木朗希投手(22)が7回1失点で今季4勝目を挙げ、チームを今季最多6連勝に導いた。

 満員御礼のファンを前にしたヒーローインタビュー。気分を聞かれた右腕は「いい感じです」と笑った。

 21、22日の楽天戦で計33得点としたソフトバンクの強力打線を相手に、7回8K1失点。「力のある打線なので、初回点数取られてしまったんですけど、なんとか粘りながら投げることができました」と振り返った。

 初回は35球を要する苦しい立ち上がりとなったが、初回に打たれたフォークを修正。「強さはあったので、そこは1番良いボールで勝負した」と3回には今季最多タイの162キロもマークした。「先制許して、かつ球数多い中、相当良くなかったんですけど、逆転してもらって、どうにかリードを守りながら投げることができた。真っすぐは強さはあった。それを生かしながら投げられた」。徐々にペースを上げ、119球を投げ切った。

 2回、味方打線が逆転すると、ベンチ前で雄たけびを上げる場面もあった。「ソフトバンク打線もすごいですけど、ロッテ打線の方がもっとすごいと思います」と逆転してくれた打線を称えた。

 交流戦への意気込みを聞かれた佐々木は、「打席にも立つので頑張ります」と締め、球場のファンを笑わせた。

 実際、ローテーション通りで行けば、31日の阪神戦(ZOZOマリン)での登板が濃厚。交流戦は21年から3年連続で阪神戦に登板しており、「毎年阪神と当たっているので、愛着がある」とおどけ、「去年も優勝してて強いチーム。ファンも元気いっぱいで、マリンでの試合になると思うが、ロッテファンに負けないような応援をお願いしたい」とファンの後押しを期待した。

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