伝説のサブマリン、大谷翔平と対戦したらどう攻める?「シンカー投げたらバカスカ打たれる」理由は…

[ 2024年5月24日 18:29 ]

山田久志氏
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 通算284勝を挙げた阪急のレジェンド・山田久志氏(75)が21日放送のBSフジ「プロ野球 レジェン堂」(火曜後10・00)に出演。もしドジャースの大谷翔平投手(29)と対戦したなら、どう攻めるかを語る場面があった。

 落差の大きいシンカーを切り札としていた山田氏に対し、番組MCのフリーアナウンサー・徳光和夫は「山田さんがピッチャーなら大谷翔平にシンカー投げますよね?」と質問。すると山田氏は少し考えて「大谷くんと私の全盛期の勝負なら、絶対ストレートですね」と意外な回答を出した。

 「ここへガンガン行くと思いますね。インコースの高めとアウトコースの真っすぐ、後はファウル打たすならここへカーブ投げる」と攻略法を説明し、「シンカー投げたらバカスカ打たれると思う。私のシンカーであのくらいの落ちだったら大谷くんには効かないと思うね」と予想。

 全盛期を知る徳光が「そうとう落ちてましたよ、山田さんのシンカー」とその威力を口にしたが、山田氏は「大谷翔平という打者が何がすごいかって言ったら、縦に落ちるボールには極端に強い。こういう曲がる(懐に食い込む)ボールはまだ苦心しますけど、縦のボールはちょっと甘くいったら必ず芯で捉えますね」と大谷のすごさを解説した。

 大谷について「特別なバッターです、だから。私の見てる範囲で左バッターのホームランバッターでも特殊。どちらかといえば門田博光さんに似てると思う。あのフルスイングとあのスピード、体格は違うけどスイングは似てる」と、プロ野球歴代3位の通算567本塁打をマークした門田博光さんになぞらえた山田氏。

 初対面は大谷のプロ1年目だったといい、「取材がてら見に行ったら大谷くんの方からバーッと走ってきて“初めまして大谷です!これからどうぞよろしくお願いします”って」と回顧。「みんなが言いますよ、あいさつしてくれたって。どうしてああいう人間ができ上がるんですかね」と二刀流だけでなく人柄も絶賛していた。

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