阪神 先発・及川はプロ2度目の先発で初星ならずも「次回チャンスがあったら自分の中で制御できる」

[ 2024年5月24日 22:15 ]

セ・リーグ   阪神0ー1巨人 ( 2024年5月24日    甲子園 )

<神・巨>5回1死二塁、泉口(左)に先制適時打を浴びる阪神・及川(撮影・北條 貴史)
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 阪神先発の及川は、4回1/3、4安打1失点で無念の降板となった。

 「ちょっと緊張のせいか力みもあって、引っかけ気味の球とか多かったと思うんですけど、その中でゲッツーを取れたり、五回までは無失点で粘ることができた。そこは良かった」

 初回は先頭の丸に左前打を許したが、1死一塁から3番の吉川をスライダーで二ゴロ併殺。2回も先頭の岡本和に四球を許しても、再び1死一塁から岸田をツーシームで三ゴロ併殺に抑えるなど、4回までに許した安打は2本のみ。5回1死一塁の70球目を投じた際に左手中指のマメのアクシデントで急転するまでは、役割を果たしていた。

 「1回、長いイニングを経験したということで、次回またチャンスをいただける時があったら、ある程度自分の中で制御できると思います。そこは次につながる」

 先発はリーグ優勝決定翌日の昨年9月15日広島戦(マツダ=2回2安打無失点)以来2度目。初白星とはならなかったが、背番号37は前を向いた。

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