北海道七飯町出身の日本ハム・鍵谷が25日、函館開催のイースタン巨人戦で先発へ!

[ 2024年5月24日 06:00 ]

日本ハム・鍵谷
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 昨オフに巨人から育成契約で日本ハムに復帰した鍵谷陽平投手(33)が、25日に函館で行われるイースタン・リーグの巨人戦で先発することが決まった。函館のお隣の七飯町出身で、所属した両球団の対戦での登板は2イニングの予定だ。

 北海出身でもある生粋の道産子。5年ぶりに古巣のユニホームに袖を通し、昨年11月の入団会見の際には「しっかり(チームに)貢献してから初めて喜んでいただけると思う。北海道の皆さんに見ていただけるようにやっていきたい」と地元への思いを語っていた。

 函館では16、17年に1試合ずつ、1軍戦で登板している。日本ハム復帰後は3月1日にエスコンフィールドで行われた春季教育リーグのオイシックス戦で地元での登板は果たしたが、2軍の公式戦では初の道内での登板となる。

 現在は支配下復帰を目指して2軍本拠の千葉・鎌ケ谷で若手とともに汗を流す日々を送る。今季はここまでイースタン・リーグで全て救援で8試合に登板し、防御率0・96と安定した成績を残している。前回日本ハムに所属した際は150キロ超の直球で押すスタイルだったが、セ・リーグの野球を経験し、このオフには「投球スタイルは変わった。ジャイアンツに行ってから(球を)動かしたり引き出しはできた」と手応えを口にしていた。

 1軍は2年連続最下位から2位につけるなど躍進。若手の台頭が著しいが、33歳のベテランも負けていられない。この地元での登板を支配下復帰への足掛かりにする。

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