決勝弾の広島・堂林「柳投手にやられっ放しだったので」 “天敵”退治で本拠地は大喝采

[ 2022年5月22日 17:37 ]

セ・リーグ   広島1-0中日 ( 2022年5月22日    マツダ )

<広・中>6回無死、代打・堂林は左越えにソロ本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 広島の堂林翔太内野手(30)が「最高」の結果で、本拠地マツダスタジアムのファンを喜ばせた。

 試合はアンダーソンと中日・柳による投手戦。5回まで0-0で迎えた6回だった。アンダーソンの代打で登場した打席で、柳のカットボールを左翼席上部まで飛ばす値千金の一撃を放ち、スタンドを沸かせた。

 柳には今季2試合で2勝を献上、計16回無得点という“天敵”だった。お立ち台での第一声で「最高です」と振り返った堂林は「柳投手にやられっ放しだったので、ホームランは最高の結果だったんですが、何とか塁に出て、次につなごうという気持ちでした。最高の結果になりました」と、アンダーソンに2勝目をプレゼントする祝砲を喜んだ。

 直前の巨人戦で3タテを食らっただけに、チームにとっても大きな一撃。「巨人に3連敗して、悔しい結果でしたので、こうやって3連勝できてよかったです」と話し、24日から始まる交流戦に向けては「しっかり勝てるように、チーム一丸となって頑張ります」とファンに向かって約束していた。

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