ヤクルト村上 不敗神話だ!2安打2打点でリーグトップ40打点 高津監督も存在感に最敬礼

[ 2022年5月22日 18:21 ]

セ・リーグ   ヤクルト5―3DeNA ( 2022年5月22日    横浜 )

<D・ヤ>5回、適時二塁打を放つ村上(撮影・島崎忠彦)
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 この男が打てばチームは負けない。ヤクルトは不動の4番・村上が2安打2打点。

 1点を先制して迎えた初回1死三塁で二ゴロ。2点目を奪うと、5回2死二塁では右越えの適時二塁打を放ち「2死だったので何とか1本、という気持ちで甘い球を待っていた。仕留めることができた」と振り返った。

 2打点を追加してリーグトップの40打点。シーズン143試合に換算すると130打点ペースで、バレンティンが13、18年にマークした131打点の球団記録に迫る勢いだ。

 さらに「不敗神話」も続く。村上が打点を挙げた試合はチームは今季14勝5敗1分け。4月27日の広島戦からは1分けを挟んで9連勝となった。

 高津監督も「チームの得点の大半に絡んでいる。もちろん打点を挙げることもそうだし、自分がホームに還ってくることもそう。それだけ出塁して、走者を還す打撃がしっかりできているのかなと思う」と、その存在の大きさに最敬礼だ。

 チームは今季最多の貯金9で首位をキープし、24日から交流戦に突入する。

 昨季の交流戦で、村上は12球団トップタイの7本塁打。ロッテ・佐々木朗からも一発を放った。「交流戦男」がさらに本塁打を、そして打点を荒稼ぎする。

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2022年5月22日のニュース