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日本ハム・宇佐見“ボンズ弾” 新庄監督も「動画見ておいて」でイメージ沸いた3号2ラン

[ 2022年5月22日 06:00 ]

パ・リーグ   日本ハム4―0西武 ( 2022年5月21日    札幌D )

<日・西>2回、2ランを放つ宇佐見(撮影・高橋茂夫)
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 大きく左肘を張り、グリップは少し低い。バットを小刻みに揺らすバリー・ボンズ打法。日本ハム・宇佐見が1―0の2回、内海のスライダーを完璧に捉え、3号2ランを右翼席へ運んだ。

 「打った後にボスが“ホームランの映像をずっと見ておいて”と。よかったから言われたと思うけど、試合でできていることがあったのはよかった」

 きっかけはレジェンドとジャイアンツ時代の同僚でもあり、盟友でもあった新庄監督だった。2月のキャンプから助言を受け、1週間ほど前に再び「ボンズのように打つまでに加速してほしい。ちょっと動画を見ておいて」と説かれた。メジャー歴代最多762本塁打のボンズ同様、最短距離で左手をボールにぶつけるイメージで「長くボールを見られるようになった」。前日20日も1点を追う7回1死満塁から走者一掃の逆転適時二塁打を放つなど、5月はここまで・333、2本塁打と上昇中だ。

 2本塁打の1本目は、7日の前回対戦で内海から放った右越えソロ。巨人時代に配球のイロハを教わった先輩左腕に、成長した姿を痛感させる「2戦連発」だ。指揮官は試合後、広報を通じて「選手たちに聞いてあげて」とコメントしただけだったが、“ボンズ弾”の瞬間には何度も拍手して宇佐見を称えた。

 チームは正捕手不在が課題だった。19年6月に「打てる捕手」と期待されて巨人からトレード移籍。移籍後も打撃面では数字が伸びなかったが、新庄監督の助言で今季は打率・271と打撃が開花。正捕手争いで一歩抜け出しつつある。

 チームは今季3度目の3連勝。交流戦前の最下位は決まったが、5月は9勝7敗で、最大14あった借金は8まで減った。その扇の要に宇佐見がいる。(東尾 洋樹)

 ◇宇佐見 真吾(うさみ・しんご)1993年(平5)6月4日生まれ、千葉県出身の28歳。市柏から城西国際大を経て、15年ドラフト4位で巨人入団。17年8月18日のDeNA戦でプロ初本塁打となるサヨナラ本塁打をマーク。19年6月に交換トレードで日本ハムに移籍した。1メートル81、92キロ。右投げ左打ち。

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