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ヤクルト・塩見、ロケット先頭弾 山田のお薦め「宇宙兄弟」から刺激 1日奪首の口火に

[ 2022年5月22日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト9―2DeNA ( 2022年5月21日    横浜 )

<D・ヤ>初回、ソロを放った塩見はナインに迎えられる(撮影・島崎忠彦)
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 勢いよく打ち上げた。初回先頭。ヤクルト・塩見が、上茶谷の高め146キロシュートをはじき返した。「とにかく出塁を心がけた。コンパクトに大振りしないように。いい角度で上がってくれた」。右中間席への5号ソロは4月9日以来今季2本目、通算4本目の先頭打者弾だ。

 チームに勢いを与える一発は、本来の積極性が生んだ。昨季はリーグワースト2位の156三振。三振減を意識するあまり「初球から難しいボールにも手を出していた。本末転倒。甘いボールを積極的に打ちにいくのが、僕のスタイル」。原点回帰で3球目を迷いなく振り抜いた。

 最近のお気に入りはアニメ「宇宙兄弟」。宇宙飛行士になった弟と、宇宙への夢を思い出す兄が宇宙飛行士を目指す人気漫画が原作だ。きっかけは主将の山田で「哲さんが“とりあえず見ろ”と。見てみたら、面白くてはまっちゃった」。大きな夢を追う物語も刺激に、リードオフマンの仕事を全うする。

 背番号9の第1段ロケットに続き、2回は川端からの3連打の第2段噴射で3点。9回には第3段の村上の3ランなどで一挙5得点と打線が機能し、敗れた巨人に代わって、1日で首位を奪還した。

 「宇宙兄弟」では兄弟が「俺らは2人で宇宙飛行士になるぞ」と誓う。チームの今季の大目標は球団初の2年連続日本一。「俺らは2年連続日本一になるぞ」とばかりに、塩見が先頭で打線の推進力になる。(青森 正宣)

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