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ソフトバンク・又吉 移籍19試合目で初失点初黒星「チームに迷惑をかけてしまった」

[ 2022年5月22日 05:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2-4楽天ロッテ ( 2022年5月21日    ペイペイD )

<ソ・ロ>8回、マーティンに2ランを浴びる又吉(撮影・岡田 丈靖)               
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 ソフトバンクの又吉克樹投手(31)が21日のロッテ戦で、マーティンに決勝2ランを浴び移籍後初黒星を喫した。開幕から19試合目の今季初失点。右腕の被弾は中日時代の昨年8月13日、巨人戦で若林に打たれて以来281日ぶり。救援でフル回転してきただけに、藤本博史監督(58)も右腕をかばった。チームは2連敗で首位楽天とのゲーム差は2・5のまま。20日に4回で降板した千賀滉大投手(29)は右肘の張りで出場選手登録を抹消された。

 防御率0・00の男がついに陥落した。開幕から18試合連続無失点だった又吉がロッテ・マーティンにまさかの決勝2ランを浴びた。打球が右中間テラスに消えると、目線を落とし「長打を打たれてはいけない場面で打たれてしまった。今日の負けは僕の責任。チームに迷惑をかけてしまった」と全責任を背負い込んだ。

 2―2の8回。4番手として満を持してマウンドに上がったが、先頭の高部に左前打を許すと、犠打で1死二塁。マーティンへのカウント1―1からの3球目。失投だった。インコースを狙ったカットボールが真ん中高めに浮き、被弾した。

 今季中日からFA加入した又吉は昨季、66試合で防御率1・28、8セーブ、33ホールド。好成績を支えたのが左打者の懐に鋭く食い込むカットボールだった。「そこを使うことができたから、昨年の成績がある」と自信を持ってパ・リーグ打者にも投げ込んできた生命線の制球が乱れた。「今日のような投球では、今の立場をほかの投手に奪われかねない」。初黒星に危機感を抱いた右腕を、藤本監督は「又吉が打たれたらしょうがないよね。信頼して出しているからね」。守護神の森が離脱後、「8回の男」としてフル回転してきた右腕を責めることはなかった。

 打線も流れをつかみきれなかった。初回2死三塁からグラシアルが空振り三振。全試合4番に座るが、得点圏打率・205と勝負強さが戻らない。今季初スタメンのデスパイネは2回に初安打を放ったが、2三振とまだ粗さが目立つ。1―1の4回1死一、二塁では好調の今宮が併殺に倒れた。先発美馬に8安打を浴びせながら、2点止まり。指揮官は「(美馬は)低めに丁寧に投げていた。うちはゾーンを上げてやっていたけど、高い球を打ちにいくことができなかった」と振り返った。

 2連敗も首位楽天が敗れたため、ゲーム差は2・5のまま。藤本監督は「絶対に勝って入りたいですね」と交流戦前ラストゲームに目線を切り替えた。(福井 亮太)

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