ソフトバンクのメモリアル男だ!守備とバントの職人・今宮が球団通算8500号に続き9000号も

[ 2021年6月9日 05:30 ]

交流戦   ソフトバンク1―1広島 ( 2021年6月8日    ペイペイD )

<ソ・広>6回1死、左越えにソロを放つ今宮(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの今宮健太内野手(29)が、広島戦で球団通算9000号となる左越えソロ本塁打を放った。2018年6月の同8500号も放っているメモリアル男が、また球団史に名を刻んだ。通算9000本塁打は巨人、西武に続く3球団目。先発の武田翔太投手(28)は7回1失点で2試合連続の10奪三振と好投し、1―1で今季10度目の引き分けとなった。

 意外な男が記念弾を持っていった。ダイヤモンドを一周する途中、球団通算9000号を知らせる場内アナウンスが響いた。左足を上げてのタメで、変化後を待ってからの“マン振り”。今宮は黒色バットを蛇のように巻き付けて振り上げた。0―0の6回1死、2ボール1ストライクから、同学年右腕・大瀬良の71球目。117キロのカーブを左翼席に運ぶ3号ソロを放った。

 「どうなんですかね。ボクで申し訳ない(笑い)。制球がめちゃめちゃ良かったんで苦労したけど甘い球を一発で仕留められた結果のホームラン。良かったかなと思いますが」。好投していた武田が7回にソロを被弾。引き分けに終わっただけに喜びは控えめだが、節目には縁がある。

 2018年6月5日ヤクルト戦で球団通算8500号を放ったのも今宮。今季開幕戦でのチーム1号も実は今宮だ。遊撃でゴールデングラブ賞5回。リーグ記録を更新し続ける318犠打と、守備とバントの職人という印象が強いが、オイシイところは持っていく。「どうなんですかね?その辺は分からんす。打率は最低の最低ですが良くなってきています」と、5戦連続安打で打率は2割に到達。復調の兆しがある。

 工藤監督は“今宮弾”を称え、検証まで付けた。「あの本塁打が無かったら負けている。失投しない、いい投手から、あのカーブをピタッと止まって良く打った。もともとカーブ打ちはうまいんですよ。知ってました?」と笑った。今季10度目の引き分けで、交流戦は4勝6敗3引き分けで残り5戦。職人の一発が次につながる。

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