今春無安打の慶大・新美貫太がスタメン起用に応えV打「常に試合を想定している」

[ 2021年6月9日 18:59 ]

全日本大学野球選手権2回戦   慶大4―2和歌山大 ( 2021年6月9日    神宮 )

<和歌山大・慶大>7回1死二塁、慶大・新美が適時二塁打を放つ(撮影・郡司 修)
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 待ちわびた打席だったから、緊張はしなかった。「8番・左翼」でスタメン出場した慶大の新美貫太外野手(4年・慶応)は1―1の7回1死二塁で打席に入ると、直球を捉え、左越え適時二塁打。決勝打をマークし「(スタメンは)今日の朝に言われました。ずっと試合に出たいと思っていたので、開き直ってやろうと。準備した通りだった」と胸を張った。

 1メートル66、70キロと小柄ながら、パンチ力を秘める。3年春の早慶戦では、早川(現楽天)から本塁打を放ったこともあった。今春のリーグ戦ではスタメン出場はなかったが「常に試合を想定していた」と準備を欠かさなかった。

 「毎日、同じ時間に起きて、同じ準備をする。早慶戦で負けている9回の打席を想定して、そこでヒットを打つためにどうするかを考えている」と厳しい場面で打席に立つことをイメージし、日々の練習に取り組んでいる。スタメンに抜てきした堀井哲也監督は「性格は攻撃的。短期決戦なので、調子のいい人を使った」と期待に応えた4年生を称えた。

 練習中には常に大声を張り上げるムードメーカー。大舞台で大仕事をこなし「絶対に日本一を獲る」と誓った。(川島 毅洋)

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