西武 6点差追いつきドロー 愛斗&山田が3安打3打点と大暴れ!渡辺が3回無失点で鮮烈1軍デビュー

[ 2021年6月9日 22:09 ]

交流戦   西武8―8DeNA ( 2021年6月9日    メットライフ )

<西・D>6回2死二、三塁、山田は2点タイムリー二塁打を放ち、ガッツポーズ(撮影・森沢裕)
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 西武が9日、本拠でDeNAと対戦。愛斗外野手(24)と山田遥楓内野手(24)がともに猛打賞となる3安打3打点の活躍で最大6点差を追いつき、8―8の引き分けに持ち込んだ。平良海馬投手(21)は8―8の9回から登板し、開幕から30試合連続無失点となる力投。5回から1軍初登板となった3番手の渡辺勇太朗投手(20)も3回2安打無失点の好投で打線の反撃を“後押し”した。

 西武は先発ダーモディが自己最短3回0/3を5安打6失点で降板するなど乱調。4回表を終了し2―8と6点のリードを許した。

 しかし8番・愛斗と9番・山田がともに猛打賞の大暴れ。4回、2死二塁から愛斗が適時二塁打で1点を返すと、続く山田が右前適時打。4―8と差を詰めると6回、2死一塁から愛斗が3打席連続安打となる二塁打を放ち2死二、三塁とチャンスを広げ、山田も3打席連続安打となる2点適時二塁打を放ち2点差に詰め寄った。

 7回には2死二塁からメヒアが左翼線への適時二塁打。1点差に迫ると続く呉がフルカウントからの6球目、156キロのストレートを中前適時打。ついに同点に追いつくと呉はド派手なガッツポーズで喜びを爆発させた。

 投げては5回から3番手としてマウンドに上がった3年目の渡辺が好投。1軍初登板ながら3回を2安打無失点。若き右腕の“奮投”ぶりが打線に火をつけた。

 8―8とした8回は4番手のギャレットが3者凡退。9回は平良が2死一、三塁のピンチを迎えるも牧を空振り三振に仕留め無失点。開幕からの30試合連続無失点と記録を伸ばし、プロ野球記録(中日・田島慎二投手の16年31試合)に“王手”をかけた。

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