来秋ドラ候補 中京大中京・畔柳、サヨナラV呼ぶ快投「強気の投球ができた」

[ 2020年11月1日 14:18 ]

第73回 秋季東海地区高等学校野球大会 決勝   中京大中京7―6県岐阜商 ( 2020年11月1日    ダイムスタジアム伊勢 )

9回1イニングを無失点に抑え、優勝に貢献した中京大中京・畔柳
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 最速151キロの絶対的エースが、チームの勢いを加速させた。来秋ドラフト候補に名の挙がる中京大中京・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ=2年)投手が6―6の9回から登板。1イニングを3者凡退で終え、直後のサヨナラ劇を呼び込んだ。2年連続11度目の優勝を成し遂げ「気持ちで負けない。強気の投球ができた」と満面の笑顔だった。

 満を持してマウンドへと向かった。打線は3―6の8回に4安打を集めて同点。最大6点差を追いついた直後に出番は巡ってきた。前日の準決勝では7回を93球で完投。疲れは「多少、あった」が「そんなことは言っていられない。強い気持ちを持って行きました」と全力で腕を振った。先頭打者を二飛に打ち取ると、1死からともに直球で連続の見逃し三振。この日の最速は143キロだったが、14球に魂を込め、攻撃のリズムを作り出した。

 中日からドラフト1位指名を受けた高橋宏斗のいた昨年に引き続いての優勝。だが畔柳は「2連覇は嬉しいですが、全然(昨年のチームには)足りていない。自分としても、上げていかないといけないところが多い」と言う。冬の期間は制球と変化球の精度に加え、最大の課題に取り組む構えだ。

 「宏斗さんにも言われたのですが“チェンジアップの時に(腕の振りが)緩む”と。それを統一させて、スキのない投手になっていきたい」

 威力抜群の直球を最大限に生かすためにも、クセの出ない投球フォームを固めることに着手する。

 目標は「世代ナンバーワン投手」と公言する。「スピードに目が行きがちですが、変化球の精度や制球力があってこその世代ナンバーワンだと思う。そういう部分を鍛えていきたい」。成長途上でつかんだ東海大会優勝。来春選抜大会に向け、期待は膨らむばかりだ。

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