DeNA・ロペス涙 外国人選手初の日米ダブル1000安打 「感動。歴史に名を残すことができた」

[ 2020年11月1日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA5-13阪神 ( 2020年10月31日    横浜 )

<D・神>日米各1000安打を達成したロペスは記念のボードを手にする(撮影・島崎忠彦)
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 DeNA・ロペスの目から涙があふれた。NPB通算1000安打を達成し、外国人選手では初となる日米各1000安打の快挙。「感動しています。外国人選手として初めてということで、歴史に名を残すことができた」と感慨に浸った。

 イチロー、松井秀喜に続く3人目の記録だが、先に米国で1000安打したのはロペスが初。大好きな横浜の地で「このチームの全てが大好き。ベイスターズで達成することができてうれしい」と喜びの言葉を並べた。

 メモリアルな一打はアーチで決めた。4回無死、秋山の直球を捉え、打った瞬間、一塁ベンチに向かって両腕を突き上げた。来日8年目。「カンペキデス!」とすっかり上達した日本語で感触を口にした。

 試合後のセレモニーでは、サプライズで米国にいる家族やエイドリアン・ベルトレ、オマー・ビスケル、筒香ら盟友たちからビデオメッセージが届いた。「常に僕は野球を楽しみながらやってきた」。チーム最年長36歳の勇姿。最後まで惜しみない拍手が送られた。(町田 利衣)

 ○…ロペス(D)が31日阪神戦の4回に秋山から本塁打を放ち通算1000安打を達成した。プロ野球309人目(外国人14人目)。初安打は巨人時代の13年3月29日広島戦でバリントンから。ロペスはメジャーでも1005安打。日米で1000安打以上はイチロー(日1278、米3089)、松井秀喜(日1390、米1253)に次ぎ3人目で外国人初。

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