大野豊氏 巨人・菅野好投も本来の姿とは程遠く…日本シリーズまでの調整注目

[ 2020年11月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人6-4ヤクルト ( 2020年10月31日    東京D )

<巨・ヤ>今季14勝目を挙げた菅野(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 【大野豊 視点】巨人・菅野にとっては不安材料が残る内容だった。ボールの走りも切れも悪くない。それなのに本来の制球ではない。ボールを思うように操れていないのは明らかだった。

 失点した3回。2死から青木に二塁打を打たれ、連続四球の満塁から押し出し死球を与えた。菅野にしては考えられない失点の仕方だ。本人もおかしいと感じたろうし、ストレスがたまるような投球内容でもある。シーズン終盤での疲れも当然あるはずだが、思ったところへ投げ切れていない91球だった。

 予定通りに5回で降板。その裏に打線が勝ち越して14勝目を挙げた。タイトル争いではラッキーな勝利ともいえるが、日本シリーズを見据えた上では修正が求められる。今後は一度、出場選手登録を抹消するという。おそらくシーズン最終戦の14日のDeNA戦に投げ、その1週間後の日本シリーズ第1戦に先発。この抹消期間にいかに疲労回復し、リフレッシュするか。その上でボールを自在に操る菅野本来の投球を取り戻すかだろう。

 今の巨人は、菅野の出来がシリーズの行方を大きく左右する。菅野がどういう内容で勝つかで、後の先発投手も楽になる。あと3週間。どう調整していくかに注目したい。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年11月1日のニュース