西武1位・渡部 愛称「ベッケン」希望の“おかわり3世” 渡辺GM「キャラで選んだわけではない」

[ 2020年11月1日 05:30 ]

西武の指名挨拶を終え、ハロウィーンのコスチュームで笑顔の渡部(撮影・佐久間 琴子)
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 魔法使いの仮装で右手にキャンディー、左手におもちゃのバットを握り締め、照れ笑いを浮かべた。西武からドラフト1位で指名された桐蔭横浜大の渡部健人内野手(21)がハロウィーンの31日、横浜市内の同大学で渡辺久信GMらから指名あいさつを受け「一日でも早くチームに合流して自分の一打でチームを勝たせられる選手になりたい」と早くも胸を高ぶらせた。

 身長1メートル76、体重112キロ。同僚となる中村と山川をほうふつさせる巨漢スラッガーの売りはまずはこの愛嬌(あいきょう)の良さだ。ニックネームは大学時代と同じくフルネームにちなみ「ベッケン」を希望。ツインズ・前田の「マエケン」、俳優兼歌手の松平健の「マツケン」ばりの全国区を目指し「まずは新人王を取りたい。本塁打王、打点王も全部のタイトルを取りたい」と鼻息が荒かったが、座右の銘は「“謙虚”が好き」と周囲を笑いに包んだ。

 もちろん実力は折り紙付きだ。自慢の長打力で今秋の神奈川大学リーグでは1シーズン8本塁打のリーグタイ記録と23打点の同新記録を樹立。50メートル走6秒3で走る敏しょう性も持ち合わせ、三塁守備も軽快だ。渡辺GMも「キャラで選んだわけではない」と言い切り「広角に本塁打を打てるし、グラブさばきも柔らかい。彼の魅力は図抜けている」と最大級の評価を与えた。

 渡部は「自分も“おかわり”は好き」と言えば、本塁打後のパフォーマンスについても「今は何も考えていないけど探したい」とファンサービスにも意欲的だ。中村+山川=渡部。動ける112キロ砲が「獅子おどし打線」の新たなピースになる。(柳原 直之)

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