中日・柳は森下との投げ合いに「負けたくないという一心で投げた」

[ 2020年11月1日 17:52 ]

セ・リーグ   中日0-3広島 ( 2020年11月1日    ナゴヤD )

<中・広>力投する先発の柳(撮影・椎名 航)
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 先輩の2連勝とはならなかった。

 中日の先発・柳は6回2/3を3失点で7敗目。明大の後輩・森下との投げ合いに敗れた。

 2回1死満塁から大盛の中前適時打で先制点を失うと、7回2死一、二塁から坂倉に左前適時打を浴び、降板した。

 それでも森下を上回る11三振を奪うなど意地を見せ「暢仁に投げ負けたくないという一心で投げました」と振り返った。
 与田監督も「先に点を取られたが、味方の援護がない中で中盤以降、我慢して投げた」と労った。

 柳にとって森下は4年時に入学したばかりの後輩右腕と寮で同部屋になるなど生活をともにし「ただの後輩でなく、僕の中で特別な存在」と語っていた。

 10月17日に敵地・マツダで初めて投げ合い、7回2失点だった柳が勝利投手に。森下は7回1失点ながら、終盤に救援陣が逆転を許し、白星を逃した。
 

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