神戸国際大付8強 阪上が9回1/3無失点、15Kの完璧ロング救援 タイブレーク勝利導いた

[ 2020年9月22日 18:40 ]

令和2年度秋季兵庫県大会3回戦   神戸国際大付4―2社(13回タイブレーク) ( 2020年9月22日    ウインク球場 )

<神戸国際大付・社>チームを勝利に導き、ガッツポーズで整列に加わる神戸国際大付・阪上
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 投打両面の大黒柱が相手に傾いた流れを完全に断ち切った。神戸国際大付・阪上翔也(2年)が9回1/3を2安打無失点、15奪三振と完璧なロングリリーフで8強進出の原動力となった。

 重要局面で出番が来た。0―2の4回2死一塁。3番手投手として中堅からマウンドへ向かうと、7番打者を遊ゴロに仕留めてピンチを脱出。以降は自己最速145キロの直球を軸にカーブ、2種類のスライダー、スプリットなど多彩な変化球で付け入る隙を与えなかった。「ピンチでも“全然、抑えられる”と言い聞かせました。ピンチになればなるほど、楽しくなっていった」。2―2の12回2死満塁、4―2の13回には無死満塁の場面を迎えたが、強い精神力で乗り切った。

 強い体に強い精神力が宿る。1メートル80、77と均整の取れた肉体。中学3年時には陸上競技の200メートルで和歌山県大会3位、近畿大会出場権を手にした経験もある。野球でも1年春の近畿大会からメンバー入り。ここまで高校通算11本塁打と投打両面で成長を続けてきた。「5番中堅」でスタメン出場し、打撃面では4打数無安打だったが「打つ方が自分では好きだけど、試合では役割を果たしたい。打てなくても、投手として抑えたい」と力を込める。兵庫県伊丹市出身で、通学も可能だが「その方が野球がうまくなる」と寮生活を選んだ。高校からのプロ入りを目指し、自らを律している。

 青木尚龍監督(56)の期待値も高い。「ポテンシャルの高さを自分で分かっていない」とあえて厳しい言葉を投げかけたうえで「いい選手はたくさんいる。目標を立てているなら、すごい選手にならないといけない」とさらなる成長を願う。9回に2点差を追いつき、タイブレークの末に競り勝った。粘り強いチームの中心には、攻守のカギを握る背番号「8」がいる。

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